婦人科に行った話
私は長年悩まさせておりました……
生理ってやつに。
こやつとはかれこれ十数年の付き合いになるのですが、大学生くらいから自分は症状が重いのでは…と感じておりました。
生理前は気分の落ち込みが酷く、イライラしたり無気力になったり誰にも会いたくなかったり…
満腹中枢がおかしくなったのか!?と思うくらい食べ過ぎてしまったり。
下腹部もチクチク痛いし、胸も張って痛い…
いわゆるPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)ってやつですね。
生理が始まったら始まったで下腹部や腰の痛みとの戦い。鎮痛剤もあまり効いている感じがしないし、そうなったらひたすら耐えるしかありません。仕事中は本当に辛かった…
2~3日目は出血量が多く、特に起床後はナプキンから血が漏れ出て下着やシーツを汚してしまうことも…(そんな日はショーツ型のナプキンがおすすめです!漏れる心配一切なくグッスリ寝れます。私はなぜか夫から買い与えられています。笑)
書けばキリがないのですが、私は生理が来るたびに
「あぁ、また来たのね生理ちゃん…今回も卵子ちゃんのお相手来なかったもんね…」
なーんて思ったりしていました。
余談ですが「生理ちゃん」って漫画面白いですよ。男性にもおすすめ。
辛いなぁ~と思いつつ婦人科に行く面倒臭さもあり放置していたのですが、夫と暮らし始めてから生理前のイライラを夫に向けてしまうようになりました。
そして生理が来てイライラが収まると、夫に対してすごく申し訳ない気持ちでいっぱいになり、謝るという繰り返し…
夫は超優しいので「いいよ、大丈夫だよ」と言ってくれますが、とうとう
このままではダメだ!!!!!
と感じ、いかようにして生理と付き合っていくか調べ始めた私。
いろいろ調べましたが、今のところ妊娠希望もないし、低用量ピルがいいのでは?と結論づけました。
決まればさっそく病院探し。近所で良さげなレディースクリニックがあったので行ってきました。
初診だったので問診票を書き、それを元に看護師さんから事前の聞き取りがありました。
誰かと生理の話なんてあまりしないので、私の症状を「うんうん」と聞いてくれるだけでも何だか気持ちが楽になりました。
その後少し待ち、先生の問診の番に。男性の先生でしたが話しやすく、説明もしっかりしてくれるので安心。
生理痛が辛い場合、基質的な病気があるか、病気はないがただ生理痛が重いかのパターンに分かれるとのこと。
子宮や卵巣に異常がないかの検査を受け(あの椅子初めて座ったよ)、卵巣も特に腫れていないし子宮も問題ないとのことで一安心。
検査を終え、先生から今すぐ妊娠したいとかはある?と聞かれたので「特にありません」と答える。選択肢としては①低用量ピル ②漢方 ③少し考えてみる という提案がありました。
私としてはピルの選択肢しかなかったので、「ピルがいいです」と伝えると、『じゃあ保険適用のピル出しておくね~』と。あっさりでよかった~!
ピルのメリットデメリットや飲み方、副作用の話があり、先生の問診は終わり。
その後看護師さんから再度薬の飲み方や注意点の説明があり、この日の通院は終了。
ピルを開始する際は次回の生理1日目から飲み始めるそうです。私が処方してもらったのは”ヤーズ配合錠”というお薬でした。割とポピュラーっぽい。
次の生理までは普通に辛いですが、飲み始めれば少しは楽になるのかな~と思うと気持ちが軽くなりました。
ピル=避妊薬みたいなイメージが未だあると思うのですが、生理痛も軽くなる(らしい)し生理前のイライラからも解放される(らしい)ので、生理辛いなぁ…と思っている女性にはピルは選択肢のひとつになるかな?と思います。
生理前イライラしてしまっても、仕事や勉強に集中できなくても、生理中痛くて動けないのも、貴女のせいではありません。
全部生理のせいです!!!!
私は生理に振り回され、自分を散々責めてきましたが、それは違うなって最近分かったので。
辛いときは自分を労わってあげてください。好きなもの食べたり、ゆっくりお風呂に入ったり、いつもより多く睡眠取ったり…
どちらが大変とかそういうことを言いたいわけではないのですが、月の半分くらい女性は不安定な状態(もちろんそうでない人もいます)が続くので、そのことをぜひ男性にも理解していただけたらなぁ…なんて思っています。
先述しましたが、出血量に悩んでいた私を見てショーツ型ナプキンを提案してきたのは夫です。分からないなりに自分で調べたり気を遣ってくれていたんだな、と有り難い限りです。
ピルの効果については飲み始めたらまた書きたいと思います。
つづく!